ラルフ・ファインズが、ライオンズゲートの近々公開予定の小説映画化作品『ハンガー・ゲーム:収穫の夜明け』において、コリオレイナス・スノー大統領役にキャスティングされました。
この高名な俳優の起用は、『ハンガー・ゲーム』公式X/Twitterアカウントを通じて発表されました。『法王選挙』や『ハリー・ポッター』シリーズでの役で知られるファインズは、この重要な前編作品に加わるキャスト陣に名を連ねることになります。

『収穫の夜明け』は、2023年公開の『ハンガー・ゲーム:唄まう蛇と少年』とオリジナルの『ハンガー・ゲーム』四部作の間の時系列を埋める物語です。前作の前編ではトム・ブライスが若きスノーを演じ、本編シリーズではドナルド・サザーランドが年老いた姿を演じましたが、ファインズは壮年期の大統領を描写します。物語は、第12地区の貢ぎ物であるヘイミッチ・アバーナシーが第50回ハンガー・ゲームで勝利を収めることに焦点を当てています。
「私たちは、ドナルド・サザーランドの象徴的な演技に敬意を表し、現代最高の俳優の一人をスノー大統領役に迎えたいと考えました」とプロデューサーのニーナ・ジェイコブソンはコメントしています。「ラルフの『シンドラーのリスト』での心に残る演技は何十年も私の記憶に刻まれており、彼を『ハンガー・ゲーム』の世界に迎えられることを大変嬉しく思っています。」
ファインズの起用がファンにとって大きな呼び物となる一方、他にも何人かの著名な俳優がプロジェクトに参加しています。それには、ジェシー・プレモンズ(『ブレイキング・バッド』)が若きプルターチ・ヘブンズビー役、ジョセフ・ザダ(『トータル・コントロール』)がヘイミッチ・アバーナシー役として名を連ねています。
スノー大統領。
『ハンガー・ゲーム:収穫の夜明け』 – 2026年11月20日 劇場公開。pic.twitter.com/mj9gXk1hTt
— ハンガー・ゲーム (@TheHungerGames) 2025年5月16日
スザンヌ・コリンズによる2025年の小説の映画化作品は、2026年11月20日にデビュー予定であり、シリーズ監督のフランシス・ローレンスが、オリジナル『ハンガー・ゲーム』の脚本家ビリー・レイと共に復帰します。このプロジェクトは昨年初夏に初めて発表され、その後、今年の4月にティーザートレイラーが公開されました。
